標高差:780m
山梨県南都留郡富士河口湖町
ウィキペディアから
富士五湖の北側、甲府盆地の南に屏風のように連なる御坂山地の最高峰が黒岳で、全国各地にある黒岳と
区別するため、御坂黒岳とも呼ばれる。 東側は、甲府盆地から河口湖へ向かう交通路であった御坂峠を隔てて
三つ峠山と対峙し、西側には節刀ヶ岳、鬼ヶ岳、王岳など、御坂山地の主脈の山々が連なる。 北西には釈迦が
岳の岩峰がある。
Road Map :中央道を河口湖ICで下りて、R137を御坂トンネルに向かう。トンネル入口が登山口。
Route Map:御坂トンネル南側入口横の駐車場から見坂峠を経由して黒岳へ。南側の未知の道で下る。
『日本三百名山』 富士見の山ではあったが ”黒岳”自体に何の魅力も感じなかった。
黒岳の感想
毛無山と同様、黒岳自体に魅力的なところは無く、富士山が展望出るだけが取り得と感じた。
三ツ峠山に移動する
河口湖に戻り、ぐるりと三ツ峠山の麓を反対側の登山口に車で走ったが、後で判った話ではあるが、黒岳登山口から旧御坂トンネル側に走ると三ツ峠山への最短登山口があったのだ。
〔229〕黒 岳 (1,793m)
コースタイム:3時間35分
(御坂黒岳)
駐車場 |
御坂峠 |
黒 岳 |
展望岩 |
5:50 |
7:02 |
7:50 |
7:55 |
展望岩 |
展望岩 |
沢出合 |
駐車場 |
8:13 |
8:40 |
9:12 |
9:38 |
下り:1時間25分(展望岩から)
登り:2時間10分(展望岩まで)
登山口は直ぐに見付かった。 明るくなってから登り始めるつもりで
あったが、曇り空に明るくなるまで時間が掛かりそうなので5時50分
に登山口駐車場を出発する。 真っ暗であるがヘッデン無しで歩けた。
広い穏やかな峠道が続く。
曇り空なので朝の冷え込みは無く、気温は8℃と高めであった。
F2.0の明るいレンズではあるが、ストロボ無し、
1/8のシャッタースピードでは完全にブレてしまった。
大きくジグを切る峠道は緩やかな登りであるが、
その分、距離が長く時間が掛かる。
朝焼けの山並みを見ると山頂付近にはガスが掛かってしまっていた。
今日は展望を期待出来そうにない。
平地ではお陽さんが登り切っていると思われるが、
山影でまだお陽さんが見られない。
広い緩やかな峠道がまだ続いており、ここまで何の変化も無かった。
やっとこの地点で御来光が見られた。
木立越しではあるが、終始、富士山が見えていた。
河口湖にはびっしりと雲海が乗り、富士山以外はまったく見えなかった。
峠道は相変わらず同じパターン。
1時間12分にて ”御坂峠”に着く。
山頂までは1時間10分の表示あり。
見るべきものは何も無いので休憩せずに山頂に向かう。
御坂峠は広場になっており、お茶屋さんがあったが、
かなり昔に廃業されている様であった。
峠からは冬枯れの明るいフラットな尾根道が伸びていた。
お茶屋さんの裏にはトイレがあったが、
扉も外れ使える状態ではなかった。
稜線歩きであり高低差は殆ど無しだった。
山頂付近には相変わらずガスが乗っていた。
”やまなしの森林100選”の表示あり。
周辺はブナとミズナラらしいが、癒してくれる程のブナはなかった。
後半になるとヤセ尾根の岩峰歩きが出てくる。
山歩きはこうでなきゃの感じ。
杭の上にカメラをセットして取り合えずは自分撮り。
2時間丁度で ”黒岳”(1,793m)に着く。
ネットでの評判通りに山頂からの展望はゼロだったので、
下山を兼ねて展望岩まで進むことにする。
展望岩に着くと目の前がパァーと開け、目の前に富士山を望めた。
河口湖は相変わらず雲海でまったく見えない。
この後、ガスが風に乗って一瞬にして富士山が見えなくなった。
ガス切れ待ちして撮った富士山がこれ。 ここからは大沢崩れが見えず、毛無山からより
端整な富士山が望めた。 展望岩から南に道が伸びており、ガイドブックにも
カシミールの地図にもこの道は載っていなかったが、最悪引き返す覚悟でこの道で下ってみる。
どこに出るのか判らないまま、もう引き返したくない程に下って
しまった。 変な所に下山すればタクシーでも拾うしかないか。
ちゃんとした登山道が続いているが、出てくる表示は
”至広瀬”ばかり。 しかし ”広瀬”がどこなのか判らない。
又 ”展望岩”があった。 見えているのは同じく河口湖を埋める雲海と富士山のみ。
昨日からから展望しているのは富士山だけの感じだ。
下山40分にて安心出来る ”分岐”の表示があった。
大きな ”至広瀬”の大きな道標のそばに小さく手作りの ”御坂トンネル”の表示があり、これでタクシーに乗らなくてよいと安堵する。で ”広瀬”ってどこだろう?
”板取沢”に向かってどんどん下って行く。
登山道はふかふかの落ち葉の絨毯で滑り易い。
下ってきた尾根を見る。 ここから ”黒岳”は見えていない。
沢に出ると、俄然、雰囲気の良い歩き易い道となる。
下山59分にて ”板取沢”に出る。
”板取沢”は渓谷感はまったく無く、単なる小さな沢であった。
後半は自然木で整備された登山道が続く。
下山1時間25分にて駐車場に戻る。
一か八かの下山路であったが、無事に周回出来て良かった。
出発時は暗くて写真が撮れなかった登山口風景。 旧御坂トンネルへの
道は途中、通行止めなのに早朝から車が沢山走って行くを見た。
その原因は三ツ峠山に登るまで気付かなかった。
雨天中止
11/20 |
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11/21 |
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11/21 |
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11/22 |
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11/22 |
毛無山 |
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黒岳 |
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三ツ峠山 |
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御正体山 |
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大岳山 |
2010年度の関東の山遠征
(走行中に見た黒岳)
くろだけ
”河口湖”を挟んで見た ”黒岳”。
2024年5月23日改定
車にて ”河口湖”に行き、周辺を散策する。